コラム

menu


 
『ペットボトル』 2001.2

 


「ペットボトルは指定の場所へ捨てて下さい。
 つぶしてから。それとふたは取ること」

 ご存知の通り、ペットボトルは再生可能なリサイクル製品です。コンビニなどでは「回収ボックス」を設置していて、フリースウエアなどの衣類に生まれ変わります。
 その「フリースウエア」です。ボクも数多くのフリースを持っています。ジャケットにズボン、フリースのシャツ、帽子もフリースなら靴下もフリース。全部着ると、まるで赤ん坊。
 フリースと言えば「
ユニクロ」。「48色揃いました」「通販でも買えます」。安いんです。ブランド感覚も手伝ってか、安心感もあります。ホントのところ、質がどうだかは知りません。店には、カラフルなフリースがたくさん並んでいます。

 それにしてもです。作りすぎでしょう。もちろん他のメーカーだって格安のフリースウエアを販売しているし、在庫も含めてかなりの量のフリースがこの世に存在していることになります。
 ペットボトルの回収率が上がってきて「こんなに集まっちゃった。さて、どうしよう 」「じゃぁフリースをいっぱい作るか」…。ペットボトルを作りすぎて、フリースが48色も揃っちゃったんです。
 フリースをどんどん売りたいユニクロとしては、今後はペットボトル飲料も販売・回収すればいいと思います。ペットボトルをたくさん回収できれば、フリースをたくさん作ることができるのだから。
「新色追加! 計480色揃いました」
 どうやって選ぶんだ?

 そうなると、今度はペットボトルを作るための原料が足りなくなります。
それは簡単。街にあふれた480色のフリースからペットボトルを作ればいいんです。ユニクロは店頭でフリースの回収をはじめるのです。

「フリースは指定の場所へ捨てて下さい。
 
丸めてから。それとポケットのゴミは取ること」

(現状では、再々利用はできないそうですが…)

文◎さかせがわてつや




menu
page top

© 2005 tetbottle , all rights reserved.